アパレル販売員の一日!どんなことしてるの?

multiracial models in trendy clothes in studioスーツのHOW TO
Photo by Monstera on Pexels.com
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皆さんこんにちは

これからアパレル店員さんになろうと思っている方

実際どんなことをしているのか気になりませんか?

アパレル店員が一体どんなことをして一日過ごしているのか?

そんな所を簡単に記述しました。

どんな職業でも、いざ働き始めると「思っていたのと違うなぁ」とか思うことはありますよね?

働き始めるとイメージとのズレが更に増してしまったりするものですので、ご参考がてらに読んでみてください。

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一般的なアパレル業に対してのイメージ

まずはじめに

一見お洒落で華やかなイメージが強い業界でもあり、募集する方も多い職業です。

イメージと違う!?

そんな理由での離職率も高く出入りが多い職業でもあります。

店長時代にパートやアルバイトの方の面接をしていましたが、なかなか続く方が少なかったのも事実です。

続かない方の辞める理由としていくつかありますが

その中でも群を抜いてダントツだった理由がこれ

  • 洋服なんて軽いし重労働ではないから、楽勝でしょ♪
  • 立ってるだけで、お客さんが来たら対応すればいいだけだし・・・
  • 簡単そうだから

この3つが辞めていく方に聞いた時の本音でした。

実際は働くと段ボールをしょっちゅう持ち上げたり、こまかい作業も多かったり

約束事やお客様のアニバーサリーな時に着るものだったり

お客様の生活に「洋服」を通して密接になる機会が多いので、非常に気を使ったりする部分もあり

イメージとの差が生じてしまうケースが多く辞める方も多かったです。

無駄な時間にはならないにしても、やりたかったことと違うお仕事は肉体的にもそうですが

精神的にもダメージが合ったりしてしまいます。

今後の仕事選びに支障をきたしてしまう恐れもあると思い今回ご紹介させていただこうと

思い記述いたしました。

やりたいと思ったらやるのも良いですが、一度嫌な思いをしてしまうと二の足を踏んでしまい一歩が踏み出せない

そんなことにならないように、皆さんのご参考になれば幸いです。

では早速まいりましょう


アパレル店員の一日の流れ

大まかな基本的な一日の流れになります。

ショップによって様々ですが、だいたいこんな感じかぁ

とわかるかと思います。

オープン準備

商品出し

修理品チェック

配送チェック

お取り寄せ商品チェック

休憩

ネット注文商品発送

閉店業務

というような業務がある中で、日々ご来店されるお客様の接客応対をしているという感じです。

この他にも電話応対や商品などのトラブルの対応をこなし、こまめな清掃などして一日過ごしています。

では早速8つの項目を上から順番にご紹介します。

1.オープン準備

オープン準備は、大体察しはつくと思いますが、お店を開ける為の準備です。

まずはじめに店舗のレジ開けから始まりPC、カード決済端末の立ち上げを行います。

その後、大型ショッピングモールなどのお店は店頭の防犯ネットを取り外します。

掃除はまず床→鏡→フィッティングルーム内→レジ周りという順番で行います。

次に商品整理を行います、畳みなおしてハンガーの向きをそろえるといったような簡単な作業をスピーディーに行っていきます。

店員さんって畳むのがすごく早いのはそういうことだったのね♪

そうなんです!実はオープン前は時間との闘いみたいな部分があるので

どれだけ早く綺麗に幅をそろえて畳めるかがポイントです!

普段はお客様応対をしていないときに練習がてら畳んで訓練しています。

大体ここまでを20分以内に終わらせるる感じになります。

あとは日誌を記入してオープンといった流れです。

2.商品出し

ほぼ毎日、何かしら入荷します。

お店の大きさに合わせて投入されてくるので、莫大な量ではないですが

一つの形で複数のカラーで展開している商品が入ってくると必然的に多くなります。

例えばYシャツなんかだとシャツというくくりですが襟の形が様々

なので必然的に多くなるといったイメージです

商品を出すのもVMD(ヴィジュアルマーチャンダイジング)の略を基に陳列方法を考えて出していきます

最初のうちは何をどう出せばいいかわからないので、ベテランの方や教育担当(OJT)が一緒にやってくれるので心配はいりません♪

これはここの棚に畳んで出しておいてね!

というような感じで作業していくのでこの辺はなんの不安もないです♪

任せる際は、「この商品どこにどう出すかやってみようか?」という流れで作業を進めていくので、自分がVMDを見て考えて出来上がった売り場の商品が売れたら「わぁ!売れた!」という達成感も味わえるのでやりがいも見出せる作業になります。

ただ、店長のこだわりなどもあるので、せっかく苦労して作った売り場も店長の考えや構成とかみ合わなかったりして再編成したりしますが、がっかりせず「修行あるのみ」という考え方で乗り切りましょう(笑)


3.修理品チェック

スーツなんかはスラックスの裾上げの他、様々なお直しが発生します。

お直し工場に依頼をしますが、日々の業務なので、一か月単位でお直し工場から「納期表」が配信されます。

その配信された納期表を基にお渡し日をお客様と確認し、引換券をお渡しします。

ただ、大量のお直し商品があるので、工場に出した後、きちんとお客様とのお約束の日に戻ってくるかの確認も行います。

もし納期の期日に入ってこない可能性があるものなどある場合は、工場に連絡し確認作業もしていきます。

このお直しの納期はかなり神経を使います。

お約束事を守ることは接客業にとっては生命線ともいえる部分でとても重要です。


4.配送チェック

今の時代、宅配は必須になってきています。

配送は、地域によっては2~3日かかるところもあるので、こちらも日々チェックしていきます。

どの県に配送するの?

時間曜日指定は?

という感じです。

例えば、東京から鹿児島県に配送といった場合はどうなるか?

到着まで2日かかるとします。

更に「午前中指定」となった場合は「3日かかる」と想定して

お客様お渡し日の4日前には店舗から発送しなければならない!

といった感じで、細かくチェックしていく業務になります。

プレゼントなどによく利用される方が多いので、こちらの業務も非常に重要で慎重になります


5.お取り寄せ商品チェック

商品は初期投入から始まり、シーズン中は売れている店舗や大きさに合わせて商品がフォロー(再入荷)されます。

しかし、商品の在庫量はシーズン前に予め決められており生産量も決まっているので、センターに在庫が無くなり売れてもフォローが無い場合があります。

そんな時は、他の店舗に在庫があるか確認し、お客様からご要望があればお取り寄せ対応をします

お取り寄せには大体5日~1週間くらいは日にちをいただくのが殆どです。

ですが、どのお店も売れるものを出したくないという気持ちもあるので、素直に出してくれることが無い場合もあります。

毎日、お取り寄せ依頼した商品の入荷や店舗からの依頼のチェックを行っていきます。

万が一見落として納期通りにお渡しできない場合は、スタッフが他店舗に取りに行くケースもたまにあり、こちらも重要な業務になります。

ここまでを午前中に終わらせるような流れです。

簡単にざっくりとですが、流れと業務内容について触れてみましたがいかがでしたでしょうか?

どのお仕事も、「約束事」がついて回りますが、アパレルでも「約束事」があり非常に重要な業務になります。

また信頼関係を築くという接客業に重要なポイントになる部分ですので、「忘れちゃった」では済まされないところでもあります。

ですのでっ万が一を考え早めに気づくために、午前中までにやらなければならないので、アパレル業に携わるのであれば、ここは押さえておいていただくと良いと思います!


休憩は大体45分か1時間で終了

午後からは、中盤・終盤戦へと続きます。

6.ネット注文商品発送

ネット注文商品発送は店舗やセンターからと様々です。

このネット注文商品発送は、ネットでご注文をいただいた商品を発送するわけですが

センターから依頼され、各店舗に指示が来ます。

それを基に発送対象である商品を探し、梱包します。

専用の梱包材があるので梱包作業は楽です

ですが、季節外れの商品なんかは探すのに手間がかかります。

ストックしてある段ボールの中から1点だけを探すのですが、結構重労働になりますので、女性なんかは結構大変だと思います。

ただ立って接客だけをしているわけではなく、こういった作業が年々増えていってるのも現状です!

ネットの普及で数多くのECサイトがあるわけで、一日で多いと5~8件くらいの発送依頼が来ますし間違った商品や傷んでいる商品ではないかの確認も同時に行わなければなりません。

ですので細かい作業なります。

商品をピッキングする→検品→送り状発行→梱包

といった作業になります。


7.閉店業務

閉店業務は、売上のチェック等々ありますが、店舗内の商品の整理整頓とうもあります。

・ハンガー掛けのしている商品のハンガーを綺麗に揃える

・畳んでいる商品の畳幅を揃えて綺麗に陳列する

・ワイシャツなどの場合は止めているピンがキチンと付いているか?付いてなければ付けなおす

などの作業も行わなければなりません

ここまで終わって1日終了となります。


まとめ

大枠からざっくりのご紹介でしたがいかがでしたでしょうか

大体のアパレル店ではこんな感じで一日を過ごしています。

この他にも年数が経ってくれば、後輩の面倒を見たり、指導なども入ってくるわけで

思っているほど決して楽ではない仕事です。

衣類ってかさばると思っている以上に重いです。

更に立ち仕事なので、腰にくる負担も大きくなります

外側からはなかなか見えてこない部分なのでよろしければぜひご参考になさってみてください!

ここまで見ると大変というイメージが強く残ってしまうと思いますので

アパレル勤務で良かったこと♪

得することをいくつかご紹介したいと思います。

  • シフト制で希望休が取りやすい
  • 社割で気に入った洋服を購入できる
  • 好きな洋服を着て仕事ができる(ショップの雰囲気に合ったもの)
  • 流行に敏感になり友達より手抜きしてもお洒落になる

こんなところでしょうか

トワリク

私の場合は、スーツを自分の理想のスタイルで着こなして

色や柄も好みの物を自由に着ながら働きたいという思いがあり

アパレル業に就きました。

皆さんいろいろな業界がある中でアパレル業を選ばれるのであれば、大変な部分も勿論ありますが

それでも洋服が好きならばきっと働いていて働き甲斐を見出して楽しく過ごせるのではないでしょうか!

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